私たちについて

ビジネスが先、

デザインは​そのあと

初回の打ち合わせでは、ブランドストーリーについては伺いません。今年どれだけ伸ばしたいか、いまどこで止まっているかをお聞きします。

このページには受賞歴もチーム写真もありません。書いてあるのは、これまでやってきたこと、仕事の受け方、そして私たちには受けられない案件のことです。

018年間、同じ問いに答えてきた

その仕事では、毎日4つの問いに答えていました。誰に売るのか、どんな問題を解くのか、なぜ選ばれるのか、何をもって成功とするのか。デザインは、その4つに答えが出てからの話です。

Muzi Studio 木子工房の代表。GoogleとYouTubeで8年間、プロダクトを市場にどう出すかに取り組んできました。担当はAPACのプロダクトマーケティングと、YouTube中華圏のチャンネルコンサルティングプログラムです。現在は台北と東京を拠点にしています。

ビジネス Google APAC シニアプロダクトマーケティングマネージャー(現職)プラットフォーム YouTube パートナーマネージャー。中華圏のチャンネルコンサルティングプログラムを統括ブランド ニューヨーク Red Peak のプロジェクトデザイナー。グローバル企業のブランド刷新に参加エンジニアリング Webサイト構築歴15年

02まず聞くのは、事業のこと

話を聞いたうえで、「いまは手をつけないほうがいい」という結論になることもあります。見積書自体には問題がなく、詰まっていたのは営業の流れだったこともありました。Webサイトはちゃんとしているのに、どこから読めばいいのか誰にもわからなかったこともあります。どちらのときも正直にそう伝え、相談すべき相手を紹介しました。

プロジェクト全体の3分の1ほどの時間を、この段階にかけます。あとから振り返って、お客様がいちばんよく話題にするのもこの部分です。

できることは8つあり、用途で3つに分かれます。何をやるかを決めること、それを形にすること、そして見つけてもらうこと。

8つの詳細はサービスに、それを3つのラインにどう組み合わせているかはソリューションにまとめています。

033つの領域、1つの計画

ブランド、Webサイト、コンテンツをそれぞれ別の会社に頼むのにも理由はあります。どこもその分野の専門家です。ただ、そうすると3つをつなぐ仕事が御社に回ってきます。

私たちはブランド、Webサイト、コンテンツを1つの計画にまとめ、同じチームが最後まで担当します。

一般的なやり方私たちデザインはA社、WebはB社、コンテンツはC社。どこもその分野の専門家です。3つが同じ計画に入っているので、間の引き継ぎがありません。3社の予定を合わせるのは御社です。プロジェクトがいちばんこじれやすいのは、引き継ぎの数日間です。同じチーム、同じスケジュール。外部の返事を待たないから、2週間のスプリントが組めます。話を聞いた人と手を動かす人の間に、伝言が1つ挟まります。話を聞くのも手を動かすのも同じチームなので、伝言がいりません。

色とフォントはトークンとして定義し、ガイドラインとWebサイトが同じファイルを読みます。デザインとコードで言っていることが食い違うことはありません。見積書に「エンジニアに確認します」と書かれることもありません。

04デメリットも先に

小さなチームに頼むなら、最初の打ち合わせの前に知っておいてほしいことがいくつかあります。

空き状況同時に受けられる案件には限りがあります。プロジェクトマネージャーはおらず、手を動かすのはこのメンバーだけです。埋まっているときはそう言います。先に引き受けてから何とかする、ということはしません。外注しないこちらで急な事情が出たときは、新しいスケジュールをお出しします。待つか、契約を終えて完了分を精算するかは御社に選んでいただきます。会ったことのない人に担当を替えることはしません。参加が必要アンカーフェーズの2週間は、一緒に参加していただく必要があります。判断を全部任されると、できあがるものは私たち寄りになります。拠点台北と東京の2拠点です。やり取りはオンラインで、会う必要があればその都度調整します。中国語、日本語、英語で対応できます。

立場

全部で4つ。上の番号の続きです。

05ブランドストーリーではなく、事業の成長目標から始める

ブランドストーリーから始めたプロジェクトは、2か月後には読み心地のいいストーリーができあがります。でも、それが顧客数やコンバージョン率、客単価とどう関係するのか、誰も説明できません。

私たちは順番を逆にします。

01今年はどれだけ伸ばしたいか。顧客数、単価、継続率、新市場、それとも資金調達か02いまどこで詰まっているか03そこにデザインで手を入れる必要があるか

3つ目の答えは「必要ない」になることもあります。

06納品するのはルール。しかも自分たちで検証できる

ブランドの仕事は、失敗して終わることはあまりありません。よくあるのは、完成したあと誰も手を出せなくなることです。3か月後、マーケティングはSNSの新しいサイズが必要になり、エンジニアはガイドラインにないボタンの状態に出くわします。ファイルはそろっているのに、あの角丸がなぜ12ではなく8なのか、誰も知りません。そうなると推測で進めるしかなく、ブランドは少しずつ崩れていきます。あるいは私たちに聞きに来るしかなく、それでは私たちに縛られているのと同じです。

だから私たちが納品するのは、次の4つの検証できるものです。

トークンファイル色、文字サイズ、余白、形の定数をまとめた1つのJSONジェネレータートークンからすべてのビジュアル素材を計算するプログラム制作ルール文章で書かれ、1項目ずつ確認できるルールバリデーター素材が手で直されるとエラーを出す

素材はすべて計算で作られるので、「色を変えたのに1枚だけ直し忘れた」ということが起きません。トークンの値を1つ変えれば、全部が計算し直されます。

そのぶん、最初は時間がかかります。このやり方が見合うのは、ブランドを何年も使い続け、しかも使う人が一人ではない場合だけです。

07AIを使うところ、使わないところ

使っています。

使う情報収集、競合調査、文字起こしの整理 間違えても気づけるし、やり直せる発散段階のラフとバリエーション 量が多く、捨ててもいいドキュメントとガイドラインの初稿 構造的な作業で、人が書くより人が直すほうが早い使わないポジショニングの判断と方向性の選択 御社の状況を理解する必要があり、説明を読むだけでは足りない最終品質と細部 「正しく見える」と「本当に正しい」の差は、今のところ人が見るしかない御社へのお約束と責任 何かあったとき責任を取る人が必要で、そこは任せられない

08自分たちで直せないものは納品しません

ブランドの仕事では、納品後も修正のたびに元の制作会社に頼むことになりがちです。私たちは「自分たちで直せること」を検収項目に入れています。

どのページもエディタでそのまま開けます。色を変えるのに人を探す必要はありません。トークンの値を1つ変えれば、アイデンティティの素材とWebサイトが一緒に変わります。新しいサイズが必要になっても、文章で書かれたルールどおりに作れば、誰にも聞かずに済みます。万一間違えても、公開前にバリデーターがエラーを出します。

保守契約もお受けしています。

ただ、それは選んでいただくもので、私たちに頼むしかない状態にはしません。

まず30分、話してみる

無料です。初回の打ち合わせでは、今年どれだけ伸ばしたいか、いまどこで詰まっているかをお聞きします。