そのサイトには、名前のよく似た子テーマのディレクトリが2つあり、片方は以前の名残でした。私たちはその名残のほうに向けて、スタイルを4回アップロードしていました。4回とも結果は同じです。アップロードは成功し、ファイルの更新日時も変わり、中身も正しい。ページだけが変わりませんでした。エラーにならない失敗存在しないパスに送ればエラーになります。ファイルの構文が壊れていてもエラーになります。存在はするけれど誰も読んでいない場所に送った場合は、何も起きません。その4回の間に、キャッシュ、ファイルのパーミッション、スタイルシートの読み込み順、セレクタの詳細度と、順に調べていきました。どの仮説も筋は通っていて、どれも原因ではありませんでした。1行で聞けるサーバー上で一度実行して、いま使われているスタイルシートのディレクトリはどれかを聞きます。get_stylesheet_directory()返ってくるのは実際に使われているほうで、私たちがディレクトリ名から推測したほうではありません。それからディレクトリ名からサイトの状態を推測するのはやめました。ディレクトリ名は人が付けたもので、サイトがいまどれを使っているかはサイトに聞くしかありません。設定ファイルに書かれたパスも、コメントに書かれた接続方法も、ドキュメントに書かれた実行時刻も同じです。どれも、ある時点で誰かがそう信じていたことを書き留めたものです。